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<文化環境研究所 News> 第9号
2000.12.15発行 |
| −今号の話題− |
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「図書館船」プロジェクト/日本の絵本や図鑑をインドネシア離島部の子
どもたちに配るプロジェクト ★「図書館船」プロジェクトは、アジア・太平洋地域の「本の文化」が充実し ていない離島の子どもたちに、読書の楽しみを知ってもらうため、日本で集めら れた絵本、図鑑に現地の言葉を書き込んだものを配るプロジェクトで、平成8年 から活動しています。プロジェクト最初の活動地として、東南アジア諸国のなか でも経済的に貧しく、比較的対日感情が良好でボランティアも奥地まで入りやす いインドネシア共和国が選ばれました。活動は(1)インドネシア離島部の小学 校への配本(2)現地における絵本作家養成プログラム(3)中・高生・青年を 対象にした教養的新書の刊行と計画中のものを含めて三本実施しています。 現地での配本は、離島部の小学校を訪ね、教材や絵本を届けるだけでなく、飛び 込み授業(もちろん身振り手振りで)をおこなったりして交流をはかっているそ うです。インドネシアには童話や絵本といった文化がなく、古老による昔話や神 話の語り継ぎで、独自文化の継承されていましたが、日本同様廃れつつある状況 です。子供達に読書の楽しみ、知識の独習の習慣を体験してもらうため、日本か ら集めた絵本・図鑑に国内の外国語学科の学生やインドネシア人の留学生などが インドネシア語の訳を書き込んだものを配布しています。 「現地での配布プロジェクト」参加した岐阜県の吉冨さんに聞いてみました。
現地での配布プロジェクトは、年数回行っており、来年二月(12〜25日)にはイ ンドネシア・北スラベシ州の小学校を訪問予定です。詳細は「図書館船プロジェ クト事務局」までお問い合わせください。
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片倉シルク記念館が熊谷市(埼玉県)にオープン/当時をよく知る「工場
OB」が展示解説に一役 ♪.東京都の久住さんからの情報です。
★皆さん「片倉工業」さんはご存知ですよね?歴史の教科書にも載っている 「官営富岡製糸場」を現在も所有している会社です。「片倉シルク記念館」は片 倉工業さん最後の製糸工場であった熊谷工場の繭倉庫を再利用し、操業当時に使 われていた製糸機械類を展示して、繭から生糸になるまでの過程を紹介しながら 「戦後日本の製糸産業を口語体で語っていこう」と意図された施設で、11月16日 オープンしました。工場跡地のほとんどは大型量販店であるサティが建設されま したが、記念館の一角だけはノスタルジックな空間として当時の記憶をとどめて います。通常であれば量販店だけ開発して、その場の「記憶」が全て無くなって しまうことが多い中、商業施設の魅力づくりの一環として歴史を偲ばせる「場」 を創造した片倉工業さんに敬意を表したいと思います。記念館で当時を語りかけ てくれるのは、この工場で働いていた「OB」の方々、元気な「OB」と毎日やって くる「買い物客」との交流が今後どのように生まれるか注目です。片倉工業さん のホームページにも「片倉シルク記念館」が紹介されていますが、内部の様子や 開催されるイベントが発信されるとなお良いですね。
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