<文化環境研究所 News> 第11号
2001.1.31発行

−今号の話題−


『文環研レポート15号』が発行されました

★今号の『文環研レポート』の内容をご紹介いたします。
◎博物館利用者の開拓 −社会とのかかわりのなかで−/竹内有理
博物館における「利用者の開拓」とは、単に利用者の数を増やすという数字上の 問題だけではなく、『利用してこなかった人々に、その利用を働きかける』こと 、 また『すでに利用している人々に対しては、継続的な利用を促す』ことと、本稿 では位置付け、英国で取り組まれている利用者の層を広げるための具体的な活動 を紹介しながら考察しています。
(→こちらから御覧下さい)

◎学校教育の中での博物館利用/吉岡伸
2002年の「総合的な学習の時間」実施を前に、文化環境研究所では博物館が学校 教育の中で、その利用を促進するためにどのような活動をしているか現状を把握 したいと考え、昨年全国の博物館に対して実施状況のアンケートをおこないまし た。本稿では、寄せられた回答から見えてくる「モノやコト」を拾い出し、博物 館を取り巻いている「学校を意識した活動」の現状をレポートしています。
(→こちらから御覧下さい)

『文環研レポート15号』は、月末より『Cultivate13号』(1月10日 発行)とともに、定期的に資料交換いただいている博物館や機関に発送を開始いた します。



「エコツアーに関わる展示・セミナー」の企画・運営に協力いただける方 を募集しています。

♪.エコツーリズム推進協議会の西嶋さんからの情報です。
平成13年4月3日〜5月2日まで、東京・渋谷にある環境パートナーシッププラザの
展示スペースにおいてエコツアーの展示およびエコツアーの紹介をすることとなりました。
つきましては、この展示・セミナーの企画・運営にご参加いただける方を募っています。
ご興味のある方は、事務局までお知らせください。

★この「展示とセミナー」は、一般の人々にエコツアーの楽しさを紹介し 、参加を促すことが目的です。今回の呼びかけでは、これに関わるの展示やセミナ ーの 企画・運営に協力いただける方を募集しています。
1.展示
 開催期間:平成13年4月3日(火)〜5月2日(水)
 開催場所:環境パートナーシッププラザ/展示スペース
2.セミナー
 開催期間:
 平成13年4月7日(土)10:00-17:00
 平成13年4月14日(土)10:00-17:00
 平成13年4月21日(土)10:00-17:00
 開催場所:
 環境パートナーシップオフィス/ 会議室
 問い合わせ先:エコツーリズム推進協議会/西嶋
 Phone:03-5439-6046 Fax:03-5439-6053
 E-mail:ecojapan@alles.or.jp
 [関連URL] http://www.ecotourism.gr.jp/



図書の紹介『環境保全学の理論と実践‐1‐』

★文化環境研究所のホームページ上に『水域における環境教育とインタープ リテーション』という特集があります。その特集を担当していただいた吉冨友恭氏が共同執筆さ れた本『環境保全学の理論と実践‐1‐』が出版されましたので紹介いたします 。
目次
【生態学から】
 1.生物多様性における生き物の論理 高村健二(国立環境研究所)
 2.わが国におけるイトヨ類 森誠一(岐阜経済大学)・高村健二
 3.日本産カワニナの生態とホタル事業 浦部美佐子(京都大学)
【行政と】
 4.道路計画地におけるネコギギの実態調査と行政の対応 森誠一
 5.濃尾平野におけるイセタンパラの現状
   森誠一・和田吉弘(中部学院大学)・
   川地利昭(ダム水源地環境整備センター)・
    安藤志郎(白川町立白川小学校)
【教育・啓蒙へ】
 6.小学校における環境教育の現場から 前田里美(度会町立多度西小学校)
 7.自然環境と生物部の保全活動 小島浩嗣(東海学園東海高等学校)
 8.河川生態系の展示デザイン 吉冨友恭(国土交通省自然共生研究センター)
【社会科学からの展望】
 9.流域社会の森林保全 中川秀一(岐阜経済大学)
 10.総合的水管理のグランドデザイン 太田正(岐阜経済大学)

この本では、自然環境の保全・保護の提言を「生態学・行政学・人文地理学・学 校教育など教育学」などの様々な視点から試みをおこなっています。吉冨氏は第 8節の『河川生態系の展示デザイン』の執筆を担当され、生物・環境に関する新 しい知見や科学的成果をわかりやすく展示などで提示することは、教育活動に非 常に有益なことを示唆し、展示を開発する作業を研究と同じ領域まで引き上げる 必要性を本書の中で述べています。

書名:環境保全学の理論と実践‐1‐(森誠一 監修・編集)
定価:本体 2,500円
発行:信山社サイテック
電話:03-3818-1084 FAX:03-3818-8530
E-mail:shinoe@blue.ocn.ne.jp

−イベントのお知らせ−


博物館における評価と改善スキルアップ講座(江戸東京博物館)

★江戸東京博物館(東京・両国)において「博物館における評価と改善スキル アップ講座」が開催されます。

♪ 東京の村井さんからの情報です!

一口に「評価」と言って、さまざま観点からのものがあります。そこで、この セミ ナーでは、行政評価、マーケティング、展示評価の実践者から現場ですぐに役立つ 具体的な評価や検証方法を報告いただき、博物館は評価を導入す ることによって、何が分かり、結果をどう生かせるのか、そしてどのように変 わりえるのかを実例か ら学べるプログラムになっています。またワークショ ップは、実際に評価と検証を 組み込んだ参加型展示の開発プロセスを実際に 経験できる場となっています。 改善・改革を求めていらっしゃる方、ぜひご 参加ください。

◆セミナー
開催日時:平成13年3月16日(金) 13:30−18:30
開催場所:江戸東京博物館・ホール 定員250名
参加費用:1,500円
別途セミナー、ワークショップ共通の資料代が1,000円かかります
<発表の予定>
1.日本における評価をめぐる状況(仮) 村井良子(プランニング・ラボ代表) 佐々木秀彦(江戸東京博物館 学芸員)
2.行政評価の戦略的活用 −改革と改善のために 上山信一(ジョージタウン大学政策大学院 教授)
3.博物館におけるマーケティング・リサーチの導入 −海遊館の実例を中心に 平田穣(大阪港振興株式会社取締役企画室長)
4.学芸員による展示開発と評価・改善 その方法と実践例(仮) 三木美裕(全米日系人博物館教育部 主任学芸員)
5.公開討議

◆ワークショップ
開催日時:平成13年3月16日(金)〜3月17日(土)
開催場所:江戸東京博物館・学習室他
定員30名 参加費用:6,000円
別途セミナー、ワークショップ共通の資料代が1,000円かかります
<ワークショップ予定>
評価と改善のプロセスを参加型展示の開発に生かす方法を学ぼう
インストラクター:三木美裕(全米日系人博物館教育部主任学芸員)
3月16日(金)10:00−12:00 江戸東京博物館・学習室
3月17日(土)10:00−17:00 江戸東京博物館・常設展示と学習室

申込み先:実行委員会事務局(江戸東京博物館展示係内)
担当:大橋・米崎・佐々木 TEL:03-3626-9974 FAX:03-3626-8002
E-mail:tenji@edo-tokyo-museum.or.jp
問い合わせ・申込みは、FAXかEメールでお願いいたします。 ワークショップは、お申込み多数の場合は抽選となります。あらかじめご了承く ださい。
[関連URL] http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/2001/e_skillup.htm
[江戸東京博物館URL] http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/index.htm



サイエンスショー研究会(大阪市立科学館)

♪.大阪市立科学館の斎藤さんからの情報です。
当館では3ヶ月サイクルで年4種類のサイエンスショーを企画し実施しており ます。開館以来10年を超える経験を積み重ねてきましたので、それなりの進 化をしてきたつもりでおります。しかしながら、まだまだ不十分で満足できる ものではないと考えております。改善策のひとつとして、館内だけで研修会も 行ってきましたが、力量不足の感は否めません。さらにより良いサイエンスシ ョーにするには外からの厳しいご意見や助言が必要と考えております。そこで、 今まで行ってきた研修会に館外の方にもご参加頂けないものかと考えました。 つきましては、別紙の内容の研究会を下記の要綱で開催することといたしまし た。この分野にご興味、ご関心のある方に是非ご来館いただき、演示方法、実 験内容などについて広くご意見をいただければ幸いです。

開催日時:平成13年2月2日 15:20〜16:40
開催場所:大阪市立科学館展示場3階サイエンスショーコーナー
研究会予定:
 1.今期実施されたサイエンスショー「ハラハラドキドキ静電気大実験」
 (演示:斎藤吉彦主任学芸員)
  ・電気クラゲ
  ・百人おどし
  ・バンデグラフで毛を逆立てる
  ・ファラデーのかご 他
 2.次期実施予定サイエンスショー「マジカルケミストリー 化学の色と光り」
 (演示:小野昌弘学芸員)
  色変化、化学発光を題材にした実験をおこなう予定
  ・ 交通信号反応
  ・ BR反応
  ・ ルミノール反応
  ・ ケミカルライト
  ・ 炎色反応 他
 各パート終了後、意見交換がおこなわれます。

申し込み方法:はがき、電話、電子メールで下記までお申し込み下さい。
定員(30名)を超えた場合は抽選になります。
住所:〒530-0005大阪市北区中之島4−2−1大阪市立科学館
「サイエンスショー研究会」係 (担当:大倉)
電話:06−6444−5184
E-mail: ohkura@sci-museum.kita.osaka.jp
[大阪市立科学URL] http://www.sci-museum.kita.osaka.jp/


皆様からの情報をお待ちいたしております。
info@bunkanken.comまでお送り下さい。