<文化環境研究所 News> 第24号
2001.8.31発行

残暑、お見舞い申し上げます。
今号の話題では、シーライフ・パーク・ハワイと言う水族館で実施されている
生きたイルカを活用したプログラムについて次号とあわせ、二回にわたって報告いたします。

−お知らせ−


第42回日本動物園水族館教育研究会

第42回日本動物園水族館教育研究会は、
「動物園・水族館の多面的な利用法」というテーマで開催されます。
●日時 10月13日(土)13時00分〜10月14日(日)12時30分
●場所 ヴィアーレ大阪 4階多目的ホール
    大阪市中央区安土町3−1−3
●参加費 3,000円 (懇親会費は別途4,000円)
●申し込み方法
1.参加申し込みは、参加費の郵便振込みをもって受け付けるそうです。
2.振込用紙通信欄には代金の内訳、住所、電話番号を記入してください。
(複数申し込みの場合は全員の名前と代金の内訳記入が必要です)
3.振り込み手数料は申込者の負担になります。
4.領収書希望の方は、通信欄にその旨を記入ください。
 領収書は当日わたされます。
5.参加費は、9月14日までに振り込んでください
6.振込先は 口座番号01770-2-12110 日本動物園水族館教育研究会

●問い合わせ先
研究会全般、参加費など参加に関する問い合わせは《↓》こちら
[マリンワールド海の中道] TEL 092-603-6038 FAX 093-603-2261
E-mail t.iwata@marine-world.co.jp
担当 岩田知彦 白石里子

会場、プログラムに関する問い合わせは《↓》こちら
[大阪市天王寺動植物公園事務所] TEL 06-6711-8401 FAX 06-6772-4633
E-mail zoo@po.twin.ne.jp
担当 宮下実 高見一利




キッズ・アワード  横浜トリエンナーレ2001教育プログラム

2001年秋、横浜で開催される「横浜トリエンナーレ2001」で、
小学校高学年生を対象にした教育プログラムが開催されます。
内容は、横浜トリエンナーレにやってくるたくさんの美術作品の中から
お気に入りのものを探して、
楽しい名前のついた賞を考えてあげるのだそうです。
●対象 小学校4〜6年生(イベント中は父兄の同伴はできません)
●参加費 無料(ただしトリエンナーレの入場券500円は必要です)
●実施日 9月15日(土)13時〜16時45分 パシフィコ横浜コース
     9月22日(土)13時〜16時45分 赤レンガ倉庫コース
●申込み 往復はがきに参加希望日、住所、氏名、電話番号、
     学校名と学年を記入して9月6日(当日消印有効)までに
     申し込みください。
●定員 各回抽選で20人
●申込み先 〒220-0012 横浜市西区みなとみらい1-1-1
      パシフィコ横浜国際協力センター5階
      横浜トリエンナーレ横浜事務所 キッズ・アワード係
      TEL:045-222-6934 FAX:045-222-6935
[横浜トリエンナーレ2001公式URL] http://www.jpf.go.jp/yt2001/




文化庁文化財部研究員の募集
文化庁文化財部伝統文化課,美術学芸課において
研究員の採用を予定しています。
●伝統文化課研究員
採用予定日:平成13年11月 1日
応募締切 :平成13年9 月20日必着
採用職種 :文部科学技官(研究職)
      文化財部伝統文化課芸能部門 研究員 1名
採用予定官職にかかる職務内容
1.芸能・民俗芸能に関する重要無形文化財・重要無形民俗文化財の指定及び
重要無形文化財の保持者の認定に関する専門的事項・技術的事項を処理。
2.芸能・民俗芸能に関する重要無形文化財等についての記録の作成、
伝承者の養成、公開その他保存及び活用に関する専門的事項・
技術的事項を処理。
応募資格
1.大学の学部又は大学院において、芸能・民俗芸能を専攻又は研究した者で、
大学院修士課程(博士前期課程)修了以上の学歴を有する者又は
これと同等以上の学力を有すると認められる者。
2.平成13年4月1日現在で35歳以上、45歳未満の者。
問い合わせ先
文化庁文化財部伝統文化課総務係
TEL 03−5253−4111(内線2862)

●美術学芸課研究員
採用予定日:平成13年11月 1日
応募締切 :平成13年9 月20日必着
採用職種 :文部科学技官(研究職)
      文化財部美術学芸課歴史資料部門 研究員 1名
採用予定官職にかかる職務内容
1.文化財(美術工芸品)の歴史資料における重要文化財指定に関する専門的・
技術的事項を処理すること。
2.重要文化財(美術工芸品)の保存修理及び防災施設についての専門的・
技術的事項を処理すること
3.文化財(美術工芸品)の公開・管理等に関し、専門的・技術的な指導・
助言に関すること
応募資格
1.大学の学部又は大学院において、日本近世(江戸時代)史を専攻又は
研究した者で、大学院修士課程(博士課程前期課程)修了以上の学歴を
有する者又はこれと同等以上の学力を有すると認められる者
2.平成13年4月1日現在で33歳以下の者
問い合わせ先
文化庁文化財部美術学芸課庶務係
TEL03−5253−4111(内線2886)

[研究員の募集に関するURL] http://www.bunka.go.jp/2/2/II-2-13.html
[文化庁URL] http://www.bunka.go.jp/

−今号の話題−


生きたイルカを活用したプログラムについて(前編)

シーライフ・パーク・ハワイで実施されている
生きたイルカを活用したプログラムについての報告です。
有料で、小人数しか対応できませんが、
生きた動物に手を触れ、学べるメリットは大きいようです。
●「スプラッシュU」なるイルカに触れ合うプログラム

夏期休暇を利用して、
まだ訪れたことのないハワイへ行こうと計画していたところ、
小学二年になる息子が「僕はこれをやりたいんだ」と
ガイドブックを見せてきました。
一読したところシーライフ・パークと言う水族館で
「スプラッシュU」なる
イルカに触れ合うプログラムが実施されている云々とあり、
「日本でも予約可能」と記載されていました。
早速、代理店に詳細を確認したところ、
1日4回プログラムはおこなわれ、
日本人には日本語が話せるスタッフが対応し、
ホテルからの送迎と入場料を含めて、
子供一人74.5ドル(大人は92.5ドル)とのこと。
人気が非常に高く、希望する日時に予約できない場合もあるので、
早めに申し込んでくださいと言われたため、
慌ててその場で申し込みました。
現地で聞いた話ですと、9月上旬まで全ての回に予約が入っており、
当日ふらっと参加するのは難しいようです。
私も含め、プログラムに参加しない親たちは、
一人37.5ドルの送迎+入場料のパックを申し込み、
参加者の様子を見守りました。

●イルカについて学びながら、注意すべきことを知る

当日、朝9時半から開始されるプログラムに参加するため、
8時にホテルのエントランスでピックアップされ、
9時前にはシーライフ・パークに到着しました。
チェックインや誓約書の手続きを経て、
水族館裏手にある調教用の海水プールに全員で移動です。
プログラムでは腰ぐらいまで水に浸かるので、
参加者は各自用意してきた水着に着替えます。
実施する回によっては、
日本人以外の人たちと一緒おこなう場合もあるそうですが、
今回の参加者(大人子供合わせて17人)は全員日本人でした。
イルカとの触れ合いを始める前、日本人スタッフより
プログラムとイルカに関する注意事項が説明されるのですが、
イルカの体について興味を引くような話をしつつ、
だからこんなことはしないでくださいと言う方法で
おこなっている点におもしろ味を感じました。
例えば、
[イルカはどこから息をするのでしょうか]
[頭の上の鼻孔です]
[だから指を突っ込んだりしないように]
とか、
[イルカは色以外のものは自分から音を発して耳で認識します]
[非常に音に敏感です]
[だから必要以上に音をたてない]
などなど。
説明内容は子供向けに構成されていますが、
隣で聞いている私も「ああなるほど」と思うことが多かったです。

●イルカと遊ぶための合図を学ぶ

続いてイルカと遊ぶため、手による合図を学びます。
「ダンスを踊ってよ」という時は、手首をぐるぐるさせ、
「元気にジャンプ!」は、右手を胸の前で水平に折り、
勢いよく斜め上にあげるなど、
実際シーライフ・パークで日常的に使われている合図について、
いくつかコーチを受けます。
各合図に共通していることは、
イルカの目を見て「ステーション」という、
間合いをとる合図から要求に応じたサインを送ることと、
成し遂げたらご褒美として餌をあげることです。
前述したように日常的に使われている合図ですので、
館内では絶対使わないように注意も受けます。
何故ならばイルカたちはオペラント条件づけ法に基づいた
トレーニングをおこなっているので、
こちらの要求に応えてしまう可能性があり、
仮に要求に応じてもご褒美があげられないためです。
「スプラッシュU」終了後に見た
芝居仕立ての「ドルフィン・コーブ・ショー」で、
イルカをジャンプさせる合図が、
自分が習ったものと同じだったのを見た息子が
感激したのは言うまでもありません。


次号では、いよいよイルカたちと対面します。


皆さんの「おススメ」情報がありましたらご紹介ください。
info@bunkanken.comまでお送り下さい。
ご紹介した行事等のお問い合わせは各連絡先まで、直接お願いいたします。