<文化環境研究所 News> 第33号
2002.1.31発行

今号の話題では、 母親の視線であそび場を評価するガイドブック
『子どもとでかけるあそび場ガイド』シリーズ の紹介です。

−お知らせ−

■□日本ミュージアム・マネージメント学会 特別事業
  総合的な学習の時間が始まる −学校と博物館の対話と連携−

日本ミュージアム・マネージメント学会主催の特別事業が開催されます。
◎テーマ
総合的な学習の時間が始まる −学校と博物館の対話と連携−
◎事業目的
学校と博物館との連携活動の方策や内外の実践例を広く紹介。
◎日程 平成14年2月10日(日)10:00〜18:00
◎場所 学術総合センター(千代田区一ツ橋2-1-2 Tel 03-4212-6321)
◎主催 日本ミュージアム・マネージメント学会
◎共催 文化環境研究所
◎内容(予定)
1.フォーラム(1) 10:00〜12:00
  ●特別講演/フランスにおける博物館と学校の関係(仮題)  
   イザベル・バルザモ(フランス文化省博物館局監理官)
  ●基調講演/開かれた学校つくりとミュージアム  
   大堀哲(日本ミュージアム・マネージメント学会会長) 
  ●基調講演/生涯学習時代における学校教育と博物館(仮題)  
   無藤隆(お茶の水女子大学教授)   

2.フォーラム(2) 13:00〜15:00
  ●川越市立博物館における総合的学習の時間の展開 
   平岡健(川越市立博物館教育普及係長)
  ●教育センターにおける現職教員の博物館研修
   高山芳久(千葉県総合教育センター研究指導主事)
  ●総合的学習の時間の展開 新和宏(千葉県立房総のむら研究員)
  ●学校と連携した博物館活動 古田哲也(美濃加茂市民ミュージアム)
  ●科学と美術をアレンジする博物館活動 
   松丸敏和(千葉県立現代産業科学館)他
   コーディネーター:高安礼士(千葉県総合教育センター主任指導主事)

3.ポスターセッション & コーヒーブレイク  15:00〜16:00

4.フォーラム(3) 16:00〜18:00
  テーマ「連携のための学校の条件と博物館の条件」
  パネリスト:無藤隆(お茶の水女子大学教授)
  大堀 哲(日本ミュージアム・マネージメント学会会長) 
  早瀬長利(総和町立総和中学校校長)
  堀由紀子(江ノ島水族館館長)
  三木美裕(全米日系人博物館教育部長)
  コーディネーター:高安 礼士(千葉県総合教育センター主任指導主事)

5.懇親会(会費制)18:15〜20:00 学術総合センター喫茶室


  ◎参加費 ¥500(資料代+コーヒー代として)
   ※昼食のお弁当を希望される方は別途エ1,500をいただきます
   ※懇親会に参加される方は会費として別途¥5,000をいただきます
  ◎定員 120名(先着順)
  ◎申込・問い合わせ先
   日本ミュージアム・マネージメント学会事務局
   Tel・Fax 03-3455-1505

■□第3回「田んぼの学校」企画コンテスト入賞地区報告会

本報告会は、「田んぼの学校」の活発な展開に向け、
意見・情報交換をするものです。
「田んぼの学校」の活動主体は多岐にわたっており、
国及び道府県、市町村、土地改良区の職員や
地域のボランティアの皆さんなど様々な所属の方が一堂に会し、
意見交換できる機会は大変貴重なものであると考えます。
聴講をご希望の方は「どのブロックの聴講を希望するか」を明記し、
お名前/所属/住所/連絡先を書き添えて
支援センター宛までお申し込みください。
◎報告者 入賞30地区を以下の3ブロックに分けて開催します。

Aブロック(北海道、関東、北陸、中国、九州)10地区
 北海道栗山町 米の生産工場だけでない多様な価値をつくりだす
        南空知の田んぼの学校
 千葉県四街道市 市民の田んぼの学校
 神奈川県鎌倉市 命はぐくむ環境づくり
 山梨県高根町 八ヶ岳たんぼの学校
 静岡県相良町 「やっぱり好きです 地頭方」
 新潟県牧村 棚田でのイネ作りの体験をとおして先人の知恵に学ぶ
 新潟県小千谷市 みんなの小川プロジェクト
 山口県山口市 田んぼの学校・山口
 福岡県黒木町 棚田・里山のめぐみを利用しながら守る、そして学ぶ
 長崎県波佐見町 「調べる・歩く・つくる」ふれあい田んぼの学校

Bブロック(北陸、東海、近畿、中国、四国)11地区
 石川県金沢市 湯涌の森・田畑から魚や人に優しい豊かな水を贈る活動
 岐阜県萩原町 南飛騨 四季の家「田んぼの学校」
 三重県勢和村 農業用施設や農地の多面的活用と機能の発揮
 滋賀県甲賀町 自然はいいな・甲賀はいいな・だから楽しい「田んぼの学校」
 京都府舞鶴市 農業小学校
 兵庫県佐用町 「村全部 田がめ・ワールド」
 兵庫県加美町 棚田はまなびや(学舎)えらいんや!
 奈良県明日香村 じいちゃんに学ぶ
 広島県芸北町 田んぼの学校in美和西(田んぼってスゴイ!)
 徳島県阿波町 MY・米・ワールド みんなでつくろう久勝米
 香川県白鳥町 知ろうふれよう白鳥町「農業体験教室」『ワンパク田んぼ塾』

Cブロック(東北、関東)9地区
 青森県南郷村  島守盆地ホタルの学校
 山形県山形市 共生、驚声、叫声!?耕作放棄地を救う子ども会のチャレンジ!
 山形県朝日町 エコミュージアム寺子屋事業「水とくらしの探検隊」
 茨城県土浦市 市民がすすめる里山のコメづくり
 茨城県東町 農業経営を体験する
 栃木県小山市 わくわくどきどき、田んぼとのつきあい(環境学習)
 栃木県(各地) 在来種保存塾
 群馬県新里村 ちびっ子自然探検隊「米づくりとホタルの保護」
 埼玉県宮代町 野原の学校◎日時/場所/アドバイザー

Aブロック 平成14年2月7日(木) 13:00〜17:00
 (17:00〜18:00懇親会)
 関東農政局内会議室 JR線さいたま新都心駅(大宮駅より約3分)
 阿部治(埼玉大学教育学部助教授)
 宇根豊(農と自然の研究所代表理事)

Bブロック 平成14年2月28日(木) 13:00〜17:00
 (17:00〜18:00懇親会)
 ホテルニュー京都
 京都市営地下鉄烏丸線「丸太町」駅から西へ徒歩10分
 京都市営地下鉄東西線「二条城前」駅から北へ徒歩7分
 大島綏子(農山漁村女性活動推進機構理事長)
 市川憲平(姫路市立水族館主任水生生物専門員)

Cブロック 平成14年2月14日(木) 13:00〜17:00
 (17:00〜18:00懇親会)
 東北農政局内会議室 仙台市営南北線匂当台公園駅(仙台駅より約5分)
 江頭基子(中央環境審議会委員/全国小中学校環境教育研究会名誉会長)
 守山弘(元・農業環境技術研究所上席研究官)
 小澤 祥司(環境教育コーディネーター/(有)アースキッズ代表)


◎当日の日程 13:00 開始/挨拶/アドバイザー紹介等
 13:10〜15:00(110min) 各地区発表(10分×10地区+予備)
 ※地区数はブロックにより異なります。
 15:00〜15:15(15min) <休憩>
 15:15〜17:00(105mim) 意見交換
 17:00 終了
 17:00〜18:00 懇親会
申し込み問い合わせ先
「田んぼの学校」支援センター(社団法人農村環境整備センター内)
住所:〒103-0011 東京都中央区日本橋大伝馬町11-8 フジスタービル2階
電話:03-5645-3671 FAX:03-5645-3675
申し込みはこちらのアドレス《↓》まで
http://www.apapa.to/cgi-bin/tanbo/form/index.html
【関連URL】http://www.acres.or.jp/tanbo

■□第11回「博物館の長い夜」 ドイツ・ベルリン

♪.種田明さん(静岡文化芸術大学)からの情報です。
ベルリンでは2月2日(土)18:00〜02:00の間、
約80の博物館が11群(コース)にわかれて
それぞれがさまざまなイベントを繰り広げる
第11回「博物館の長い夜」が催されます。
1997年夏(8月)に始まったときはわずか12館の参加でしたが、
年2回(夏と冬)恒例行事として
知名度を高めてきた前回(第10回昨夏)は
約25万人を集めています。(関連施設・協賛施設の入場者含む)
今回は40万人が来館(主催者側の推計)するものとみられ、
シャトルバスの運行や催し物(講演会・作品解説・名画を見ながら食事会・
子供用プログラム・アトラクション等々)にも
工夫が凝らされているようです。
チケットは(確か1コース)10ユーロ(約1400円)・
身障者/老人等の割引6ユーロです。
詳しい情報は http://www.lange-nacht-der-museen.de
ただし、ドイツ語ですが、アクセスして下さい。
ドイツではミュンヘンでも同様の催しがあると聞きました。

■□新刊図書の紹介

『週間ユネスコ世界遺産 第61号
グレート・バリア・リーフ/ウルル、カタ・ジュタ国立公園』
『週間ユネスコ世界遺産』で、
オーストラリアの世界遺産や国立公園を特集する号が発行されました。
下記の11の世界遺産が紹介されています。

 グレート・バリア・リーフ
 カカドゥ国立公園
 ウルル、カタ・ジュタ国立公園
 マックォーリー島
 シャーク湾
 フレーザー島
 クイーンズランドの湿潤熱帯地域
 オーストラリア中東部の多雨林
 ロード・ハウ群島
 オーストラリアの哺乳類の化石保存地区
 ウイランドラ湖地域

定価560円(税別) 発行:講談社
[週間ユネスコ世界遺産URL] http://www.kodansha.co.jp/heritage/

−今号の話題−

■□母親の視線であそび場を評価
 『子どもとでかけるあそび場ガイド』シリーズ

今は、小学校二年生になる子どもが生まれ、
休日にそろそろ遠出をと思っていたところ、
妻が一冊の本を買ってきました。
題名は『子どもとでかける神奈川あそび場ガイド』。
22人の主婦が、取材、編集に携わったこのガイドは
子どもを持った家族に役立つガイドブックを目指し出版されました。
当時190ページあったページをぱらぱらとめくると
動物園・のりもの・水族館・じゃぶじゃぶ池・アスレチック・海水浴・
川遊び・キャンプ・博物館・プラネタリウム・科学館・プール・公園・
レストラン・船・商店街・お風呂・工場見学など、
165以上のあそび場が掲載されていました。

久々に書店でこのガイドを手にとったところ現在では、
31の地域の『子どもとでかけるあそび場ガイド』が発行されています。
(札幌・岩手・福島・宮城・新潟・群馬・茨城・栃木・千葉・埼玉・東京・
神奈川・多摩・横浜・静岡・愛知・三重・岐阜・滋賀・奈良・京都・大阪・
兵庫・愛媛・岡山・広島・福岡・大分・長崎・熊本・鹿児島)。
一番新しい神奈川版では、紹介されているあそび場が231と
大幅に増加していることから分かるように
日々新しい情報を収集し、次ぎの改定に反映されています。

このガイドは、下記のように構成されています。

■遊び場の名前はなじみある呼び方で

正式名称より利用者になじみのある愛称を優先して掲載。
例えば、「横浜市立よこはま動物園」は、→「ズーラシア」
「神奈川県立生命の星・地球博物館」は、→「生命の星の星・地球博物館」
と表記されています。

■楽しく遊べる年齢をマーク

紹介されているあそび場は、どんな年齢の子どもか楽しく遊べるのか?
1歳〜3歳、3歳〜6歳、小学生の三段階に分けてチエックされています。
また、雨の日でも遊べる施設には
「雨の日もOK」のマークが付けられています。

■母親の視線であそび場を五段階評価

子どもを持つ親の視点で、
6項目について五段階の評価が行われています。

1.アクセス
電車やバスでのアクセスの良さ、
駅から歩く距離や道路の歩きやすさなどがチエックされています。
★★★★★の博物館
八景島シーパラダイス・横浜市歴史博物館・横浜こども科学館など


2.駐車場
遊び場付近の駐車場だけでなく、
周辺のパーキング事情についても調査しています。
★★★★★の博物館
相模原市立博物館・生命の星の星・地球博物館など


3.予算
評価の基準は「できるだけお金をかけずに楽しみたい」です。
ですから出費が少なくコストパフォーマンスの高い場所が高評価です。
★★★★★の博物館
金沢動物園・電車とバスの博物館・神奈川県総合防災センターなど


4.食事
食堂や売店の有無、味や値段。
周囲で買えるお弁当類などチエックされています。
★★★★★の博物館
ありませんでした


5.トイレ
清潔かどうか。豊富にあるかどうか。
またベビーキーパーなどの設備があるかどうか調べています。
★★★★★の博物館
ズーラシア・横浜市歴史博物館など


6.おすすめ度(総合評価)
ママの主観で決定されています。
設備が特になくても親子で大満足できれば評価が高いです。
★★★★★の博物館
たくさんあります。
「評価」という言葉が、今博物館で注目されていますが、 普通の人々がどのように博物館を見ているのか 垣間見られる資料と思いましたので紹介しました。

こちらのアドレス≪↓≫で、
http://www.mates-publishing.co.jp/index.html
各地域のおでかけ情報のダイジェストがご覧なれます。
発行元:メイツ出版株式会社
〒102−0082 東京都千代田区一番町22-1一番町セントラルビル6F
TEL:03-5276-3050 FAX:03-5276-3105
http://www.mates-publishing.co.jp/
皆さんの「おススメ」情報がありましたらご紹介ください。
info@bunkanken.comまでお送り下さい。
ご紹介した行事等のお問い合わせは各連絡先まで、直接お願いいたします。