<文化環境研究所 News> 第46号
2002.8.30発行

今号の話題では、スヌーピーの原作者チャールズ・M・シュルツさんの
生涯と作品を紹介する施設
チャールズ・M・シュルツミュージアム・アンド・リサーチセンター の紹介です。

−お知らせ−

■□全国教育系ワークショップフォーラム
  "「教える」から「引き出す」へ" 開催のおしらせ

♪.中野民夫さんからの情報です。

来る11月2日(土)〜11月4日(月)の2泊3日にわたり、
「全国教育系ワークショップフォーラム」を開催します。
これは、ワークショップをつくり・開催する立場の人々を対象とした、
全国ではじめての規模と内容のフォーラムです。
『ワークショップ』(岩波新書)著者の中野民夫をナビゲーターとしてむかえ、
多分野にわたる8名のゲストを全国から招き、
ワークショップという学びの手法を実際に体験・共有する、
貴重な機会をつくり出します。

日時:2002年11月2日(土)〜4日(月) 2泊3日
会場:国立赤城青年の家(JR前橋駅よりバス約40分)
参加費:35,000円(宿泊実費・食費込み)
主催:独立行政法人国立青年の家 国立赤城青年の家
   全国教育系ワークショップフォーラム実行委員会

http://www.skunkworks.jp/akagi/
ゲストの顔ぶれを含む詳しい内容は、上記URLをご参照ください。
参加申込みは、ウェブサイトで受付けています。

開催までの期間、ワークショップとファシリテーションをテーマにした
メールマガジンを発行します。こちらも上記ウェブサイトで、ご登録いただけます。

フォーラムに関するお問い合わせは、
E-Mail:akagi@skunkworks.jp
全国ワークショップフォーラム実行委員会 事務局長 森川千鶴までお願いいたします。

以下、本フォーラムの特徴を三つのポイントに要約してみました。

1. 参加者のワークショップづくりがテーマであること
学校や各種組織などの様々な教育的現場において、
これからワークショップの手法を
活用したい人たちを対象としたフォーラムです。
ワークショップのつくり方、運営方法を学んでいただくために、
数多くの優れたワークショップを実際に体験していただくことに
主眼を置いています。
また、参加者によるワークショップづくりを、
プログラムの一部に取り込んでいます。

2. 多彩な分野のゲストが集まること
幼児教育から環境教育、
コンピュータを活かした学習からダンス等の身体学習まで、
様々な分野のプロフェッショナルを全国から招きます。
総合監修には、昨年書籍『ワークショップ』を岩波新書より出した
中野民夫(ワークショップ企画プロデューサー)があたります。
これほど多分野にまたがるゲストが一同に介する機会は、
分野・領域ごとのフォーラムでは、まずあり得ません。

3. 国立青年の家と、社会人による実行委員会による共催であること
本フォーラムを構想した国立赤城青年の家・所長の西田真哉は、
全国13ケ所の青年の家が文部科学省直轄から、
独立行政法人に移行した際、全国ではじめて民間人から登用された、
元牧師の所長です。
旧来の発想や慣習から自由な彼の声掛けにより、中野民夫をはじめ、
街づくりやデザインの第一線で活躍するスタッフが集まり実行委員会を設立。
歴史に残るフォーラムにすべく、鋭意企画・準備作業を進めています。


■□連続ワークショップ 自分という自然に出会う

♪.もうひとつ、中野民夫さんからの情報です。

>ぼくの様々な活動のホームグラウンドとも言える
>Be-Nature School主催の「自分という自然に出会う」
>連続ワークショップシリーズ(第四期)が、
>この9月からスタートします。
>海・山・身体・瞑想・心・天職創造の道を極める6人の素敵な仲間を講師に、
>中野が全体の企画・進行役として、毎月一回の週末ワークを6回重ねていき、
>最後に屋久島を満喫する充実のシリーズです。
>(この講師仲間での共著『自分という自然に出会う』も講談社から
>今秋には出ることになり、鋭意制作中です。)
>
>内と外の自然をつなぎ、自然界につながる
>自分のアイデンティティを拡げると共に、
>自分らしさにも出会い、それを現実の世界でも
>活かしていけるような学びあいの場ができれば、と
>3年前に始めたものです。
>おかげさまで、毎年充実してきて、
>昨年も毎回定員の20名近い参加をいただき、
>貴重な学びの場を重ねてきました。
>自分という自然に出会う自然はもちろん、他者や自分自身、
>そして社会に丁寧に出会っていく機会になり、
>参加した人々を何かしら力づけることができたと思います。
>気心の知れた仲間での最後の屋久島ツアーも感動ものでした。
>
>今年は9月22・23日の「海」からスタート。
>フリーダイビングの日本女子記録の43メートルを
>素潜りで潜る松元恵さんが、
>西伊豆で「海とひとつになる」気持ち良い世界に導いてくれます。
>泳げる人も泳げない人も、
>生命の源の海に安心して大の字で浮かんでみませんか?
>もしよろしければ、Be-Nature Schoolのホームページをご覧下さい。
> http://www.be-nature.co.jp/jibun/
>
>問合せ先:Be-Nature School 電話:03-5774-5801(森・帖佐)
>
>そのあと、森、身体、瞑想、やすらぎ、天職、をテーマに続きます。
>フィールドでお会いできるのを楽しみにしています。


■□新刊のご案内
  エコツーリズムってなに? フレーザー島からはじまった挑戦
  小林寛子 著

今年は国連の定めた「国際エコツーリズム年」にあたり、
国内外でエコツーリズムに関するイベントが開催されています。
オーストラリアのフィールドで10余年、
エコツーリズムに関わってきた小林寛子さんも、つい最近
『エコツーリズムってなに? フレーザー島からはじまった挑戦』
というタイトルの本を出版されました。

世界遺産であるフレーザー島を中心に
小林さんとエコツーリズムとの出会いから、
オーストラリアでの様々なエコツーリズムの取り組みや
世界的な事情などをわかりやすくまとめたものです。
是非ご覧下さい。

書名:エコツーリズムってなに? フレーザー島からはじまった挑戦
著者:小林寛子
発行:河出書房新社
ISBN:4-309-22389-3

定価:本体1,900円(税別)

目次抜粋

1.エコツーリズムとの出会い
2.なぜ今エコツーリズムなのか?
3.エコツーリズムを実践するために
4.オーストラリアのエコツーリズムに出会う旅
5.エコツーリズムの今、そしてこれから
付録.エコツーリズム世界事情
(北米/南米/ヨーロッパ/アフリカ/アジア/オセアニア・南太平洋)

[河出書房新社] http://www.kawade.co.jp/


■□新刊のご案内
  森の暮らし、森からの旅−−入ヶ岳山麓だより
  加藤則芳 著

♪.三沢秀次さん(平凡社)からの情報です。

>本書は、1980年以来、長野県八ヶ岳に暮らし、
>「森住みのもの書き」を自称する著者による手紙形式のエッセイ集です。
>八ヶ岳の森の中に家を建て、四季を体感しながら過ごす
>田舎暮らしのよろこびと厳しさ、また家族や友人たちとの交流、
>そしてバックパッカーの第一人者として森を歩くことや旅の楽しさを、
>四季を追って平易なことばで綴っています。
>入ヶ岳の暮らしや四季に関心をもっていられる方、
>森や自然をテーマにしたよみものを好まれる方、
>また田舎暮らしに憧れや関心をもっていられる方をはじめとした、
>幅広い読者の方々に読んでいただきたいと思っております。
>とかく楽しさが強調されがちな《田舎暮らし》ですが、
>本書を読んでいただければ、冬の水回りや春先のぬかるみ、
>郵便や交通の不便さなど、さまざまな障害があること、
>またそれを乗り越えてこそ、
>楽しさやよろこびがあることが感じられてきます。
>また、自然のなかに身を置くことで、見えてくることの驚きやよろこび、
>逆に鈍感になってしまうことの悲しみなど、
>森の暮らしの日常が等身大のことばで語られます。

書名:森の暮らし、森からの旅−−八ヶ岳山麓だより
著者:加藤則芳
定価:1,400円(本体価格、税別)

[平凡社] http://www.heibonsha.co.jp/


■□文環研レポート19号が発行されました

◎生涯学習時代に苦学を強いられる博物館
−博物館のリストラに備えよう−/高橋信裕

◎博物館の自己点検 −ドイツとフランスにおける評価の動向から−
 /ナタリー・ノイマン+川嶋-ベルトラン敦子

お読みになりたい方は、
〒108-0023港区芝浦4-6-4
文化環境研究所「文環研レポート16号発送係」まで、
名前と住所を記入し、140円切手を同封の上、郵便でお申込みください。
バックナンバーはこちらで≪↓≫ご覧になれます。
http://www.bunkanken.com/library/library_frame.html


−今号の話題−

■□スヌーピーの原作者チャールズ・M・シュルツさんの
  生涯と作品を紹介する施設
  チャールズ・M・シュルツ
  ミュージアム・アンド・リサーチセンター

スヌーピーの原作者として有名な、
チャールズ・M・シュルツさん(故人)の生涯と作品を紹介する施設
「チャールズ M.シュルツ・ミュージアム・アンド・リサーチセンター」
(以下、シュルツ・ミュージアム)が8月17日、
サンフランシスコから車で北へ、
1時間ほどの場所にあるサンタローザという町にオープンしました。

シュルツ・ミュージアムでは、
シュルツさんのオリジナルアート約7,000点を所蔵しています。
シュルツさんの作品に実際触れ合うことが最大の目的ですが、
アートとしての漫画と、
その発展にシュルツさんが果たした役割についても、
インタープリテーションされています。

展示以外、ガイドツアー、各種プログラム、講座講習、
そして特別行事など各種催物も計画されています。

2000年6月29日に起工したミュージアムの建築設計は、
C. デービッド・ロビンソンさんによるもので、
総工費800万ドル。

建物の面積は約2,500u、
常設と企画の2つのギャラリー、
100席のオーディトリアム、
レクチャールーム、
屋外庭園などから構成されています。

展示の目玉は、日本人アーティスト大谷芳照による
タイル壁画と木製彫刻の2作品です。
シュルツ・ミュージアムの大ホールに設置された様子が、
ホームページで紹介されています≪↓≫。
http://www.schulzmuseum.org/02-feb/otani/

現在、シュルツ・ミュージアムでは、
友の会の会員を募集しています。≪↓≫
http://www.schulzmuseum.org/membershipform.pdf
8月17日のミュージアム公式開業から1週間までは、
限定アイテムが入手できる
Charter Member(創立会員)が募集されていました。

あわせて、下記の職種のボランティアも募集され、
着々と活動の定着をはかっています。

≪募集されているボランティアの職種≫
Administration Volunteers
Admission and Information Volunteers
Docent Tour Guides
Education Room Docents
Museum Store Volunteers
Public Greeters
Special Events Volunteers

15日付けのロイター電によると
年間20万人の入場者を見込んでいるとのことで、
以外に低めの設定で、ちょっとびっくりです。
日本でも漫画をテーマにした博物館が全国にいくつも作られていますが、
シュルツ・ミュージアムのように、
研究所も併設している施設はあまりないと思います。

こちらから≪↓≫日本語によるシュルツ・ミュージアムの情報が読めます。
http://www.snoopy.co.jp/museum/index.html

[Charles M. Schulz Museum and Research Center公式URL]
http://www.schulzmuseum.org/home.html


皆さんの「おススメ」情報がありましたらご紹介ください。
info@bunkanken.comまでお送り下さい。
ご紹介した行事等のお問い合わせは各連絡先まで、直接お願いいたします。