<文化環境研究所 News> 第60号
2003.4.15発行

−お知らせ−

■□図書の紹介
  大人にならずに成熟する法 
  白幡洋三郎監修 サントリー不易流行研究所編
  中央公論新社発行 定価 2000円(税別)

♪.奥村睦美さん(サントリー不易流行研究所)からの情報です。

物質的に豊かになった社会にありながら、
不満や不安を抱えている人は少なくありません。
満足感や生きがいを持って暮らせる社会とはどのような社会でしょうか?
本当に豊かな社会とはどのようなものなのでしょうか?
本書は、このような問題意識をもとに
サントリー不易流行研究所が立ち上げた
「成熟社会のライフスタイル研究会」の集大成としてまとめられました。
哲学や情報人類学、霊長類学など各分野で
活躍される気鋭の学者をメンバーに迎え、
様々な角度から縦横に議論が繰り広げられています。
「大人」と「子供」の境界がにじんでいる現在、
人が「成熟する」とはどのようなことなのでしょう。
家族や教育、働き方は今後どこへむかうのでしょうか。
過去の踏襲や欧米モデルに頼らない、
これからの社会を生きる新ヒント集です。
ぜひご一読ください。

目次(抜粋)
● プロローグ  「成熟する」とはどのようなことか
● 人間は本当に成熟したのか --「インターネット」から考える
● 電子メディア時代の大人とは--植物的成熟のすすめ
● モンゴルに探る成熟のための必要十分条件
● 社会の進化は成熟か    --「花粉症」から考える
● 未熟がつくった人間の社会性
● いつでも未熟になれる社会
● 社会と個の良い関係とは --「ボランティア」から考える

執筆者と「一言抜粋」
白幡洋三郎 (国際日本文化研究センター教授、都市文化論)
「子供時代が長くなり、人生の未熟時代が続くように社会が許容し始めた」
鷲田清一  (大阪大学大学院教授、哲学・倫理学)
「いつでも未熟になれる可能性を含んだものが成熟社会である」
奥野卓司  (関西学院大学社会学部教授、情報人類学・技術文化論)
「現代は相互扶助をテクノロジーが代行している」
山極寿一  (京都大学大学院教授、 霊長類学・人類学)
「人間には法則では計れない人間知、経験知というものがある」
小長谷有紀 (国立民族学博物館教授、文化人類学)
「モンゴルの子供たちは『小さな大人』である」

[サントリー不易流行研究所] http://www.suntory.co.jp/FUEKI/


■□一日園長と理想の動物園のアイデア募集中 多摩動物公園

開園45周年を迎える多摩動物公園では、
一日園長と「理想の動物園」のアイデアを募集します。

◎一日園長の募集
4月29日(火)の午前8時30分〜午後3時まで、
来園者の出迎え、園内視察、行事への参加など、
複数の方に「一日園長」として活躍していただきます。
また、6月上旬には、開園50周年へ向けて、アイデアを話し合います。
募集は小学生2名、中高生2名、一般3名、計7名です。
「応募の動機」を400字以内にまとめ、
住所、氏名、年令、電話番号を記入して、下記あてにお送りください。
〒191-0042 日野市程久保7-1-1 多摩動物公園 一日園長募集係
当選者には4月19日(土)までにご連絡いたします。
なお、応募書類等は返却しません。
また、当選者以外の方には連絡をいたしませんのでご了承ください。
[関連URL]http://www.tokyo-zoo.net/zoo/tama/

◎理想の動物園のアイデア募集
多摩動物公園を「理想の動物園」にするためのアイデアを募集します。
A4用紙2枚以内にアイデア、住所、氏名、年令、電話番号を記入して、
下記宛先にお送りください。5月31日必着です。
〒191-0042 日野市程久保7-1-1 多摩動物公園 アイデア募集係
優秀なアイデアをいただいた方の中から5名様に記念品をさしあげます。


■□「千葉県立博物館構想に関する県民提言」報告書が発行されました

昨年9月、千葉県は行財政改革の一環として11館ある県立博物館の統廃合、
市町村への移管、民間委託、
入場料の有料化を検討課題として打ち出しました。
NPO法人千葉まちづくりサポートセンターと千葉県自然保護連合は、
こうした博物館見直しの動きに対し、
昨年11月、博物館が今日まで果たしてきた役割や課題を踏まえて、
これからの県立博物館のあり方を考えるシンポジウムを主催し、
県民、NPO、行政の共同で開催しました。
このシンポジウムの議論、事前アンケート(回収数500)、
各博物館へのアンケートに基づき、これからの県立博物館のあり方について、
県及び関係機関が今後取り組むべき内容として本報告書をまとめ、
3月26日、千葉県知事宛提出しました。是非ご一読ください。
(報告書)A4判117頁 定価1000円(送料別)*送料は冊子小包料金
(お申し込み)
NPO法人 千葉まちづくりサポートセンター事務局まで
ファックスかメールで。
ファックス 043-206-7726 メール born@jca.apc.org

(内容目次)
第1章 千葉県立博物館構想に関する県民提言
第2章 これまでの県立博物館  
 1.博物館の概要
 2.博物館の現状
 3.博物館設置の経緯と役割
第3章 博物館を取り巻く状況〜県の基本施策など〜
 1.県行財政改革計画
 2.千葉からの「変革と創造」〜千葉主権の確立
 3.生涯学習社会における博物館のあり方〜(財)日本博物館協会報告
第4章 利用者・各博物館の声〜アンケート、シンポジウムから
 1.博物館の役割と課題
 2.博物館の評価
 3.市民・NPOとの協働
 4.県の行財政改革
第5章 期待されるこれからの博物館の姿
 1.博物館のミッション(使命)と役割
 2.博物館の姿
 3.市民・NPOとの連携
 4.まちづくりと博物館
 5.博物館への6つの期待
第6章 資料編
 1.シンポジウム報告
 2.シンポジウム資料
 3.事前アンケート
 4.博物館アンケート
 5.千葉県内博物館一覧表
 6.県博物館予算(平成11年度〜14年度)
 7.第28回県政に関する世論調査の結果について(博物館・美術館)
 8.参考文献
 9.その他資料

「県立博物館構想県民提言」報告会開催のご案内

■日 時:2003年4月25日(金)午後6時30分〜8時45分
 (開場:午後6時15分)
■会 場:千葉市文化センター(千葉パルコ向い。JR千葉駅徒歩12分)
 会議室III(定員40名)
■資料代:300円(当日、報告書購入の方は報告書込みで1000円)
■内 容:報告書概要報告・意見交換
 (県・博物館関係者、NPO、会場参加者)
■主 催:NPO法人千葉まちづくりサポートセンター・千葉県自然保護連合
■連絡先:NPO法人千葉まちづくりサポートセンター事務局
 電話&fax 043-206-7726


■□動物園のボランティア 募集
  上野動物園・多摩動物公園・葛西臨海水族園

上野動物園、多摩動物公園、葛西臨海水族園での
ボランティア活動に参加してくださる方を募集しています。
(飼育作業にたずさわることはありません)

◎活動場所と活動内容
1.東京ボランティアーズ/上野動物園、多摩動物公園、葛西臨海水族園で、
来園者を対象とした解説等をおこないます。募集定員30名。
2.サービスガイド(旧シルバーガイド)/上野動物園、多摩動物公園、
井の頭自然文化園で、迷子札の配布、催し物の補助、施設利用案内、
各種催し物の補助など。募集定員=上野・多摩各30名、井の頭50名

◎応募資格
2003年4月1日に満18歳以上の方
(炎天下や寒中での活動もありますので体力に自信のある方。
団体行動のとれる方)。

◎説明会
4月19日(上野)、4月29日(井の頭)、4月27日(多摩)、
5月11日(上野)の4回、説明会を開催します。
下記要領で資料を取り寄せ、説明会に参加してください。

◎資料を取り寄せするには
住所、氏名(ふりがな)、年令、生年月日、
職業(学生は学校名と学年)を明記したメモと、
80円切手を貼った返信用封筒(長形3号)を、
下記住所にお送りください(順次ご案内をお送りします)。
しめきりは「4月25日」必着です。

〒110-0007 台東区上野公園9-83
東京動物園協会気付「動物園ボランティア募集」係

[関連URL]http://www.tokyo-zoo.net/zoo/tama/


■□助成金の募集情報 公益信託「大成建設自然・歴史環境基金」 

現在及び将来の人類共通の財産である自然環境や歴史的建造物等の保全に
役立つ事業に助成し、次世代に継承する目的で設立された
公益信託「大成建設自然・歴史環境基金」から、助成団体を募集しています。

◎助成団体募集
毎年度広く助成の対象となる事業を公募し、
学識経験者からなる運営委員会により厳正に審査・選考する。
◎募集スケジュール
4月〜7月:募集期間、10月:助成団体決定、11月:助成金贈呈
◎掲載誌
(自然環境関係)
『国立公園』(財)国立公園協会
『かんきょう』(株)ぎょうせい
『ランドスケープ研究』(社)日本造園学会
『ナショナルトラスト・ジャーナル』(社)日本ナショナルトラスト協会
(歴史環境関係)
『月刊文化財』文化庁監修
『建築雑誌』(社)日本建築学会
『土木学会誌』(社)土木学会
『建築士』(社)日本建築士会連合会
『日本ナショナルトラスト報』(財)日本ナショナルトラスト
『土木施工』山海堂

◎連絡先
〒103-8670 東京都中央区八重洲1丁目2番1号
受託者:みずほ信託銀行株式会社 個人企画部 福祉信託チーム内
公益信託 大成建設自然・歴史環境基金 宛
[関連URL] http://www.taisei.co.jp/kikin/index.html


■□文化環境研究所ジャーナルが更新されました。 

文化環境研究所ジャーナルが更新されました。
よろしければご一読ください。
(次回は5月5日ごろの更新の予定です。)
http://db.bunkanken.com/journal/journal.php3

[掲載記事]
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1.海辺の環境教育フォーラム2003/高橋啓介
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  http://db.bunkanken.com/journal/journal_data.php3?id=133
  今年の3月、日本の各地から
  海における環境教育に携わる人たちが、沖縄県石垣島に集まり、
 「海辺の環境教育フォーラム2003」が開催されました。
  コラムでは、その実施について報告いただきます。
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2.カメラを持ってまちを歩こう!
 「まち歩き」のコツと効用/若林直子
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  http://db.bunkanken.com/journal/journal_data.php3?id=135
  まちの気になったところを写真やメモで記録をとり、
  グループで話し合いながら地図などにまとめる方法
 「キャプション評価法」について、
  そのコツや効果などを紹介していただきます。
  
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3.ITインフラが生み出す個人が透明な社会/鎌田裕一郎
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  http://db.bunkanken.com/journal/journal_data.php3?id=136
  インターネットと様々な道具が複雑にリンクされた社会は、
  実はプライバシーのない個人が透明な社会かもしれない、
  本格的なネットワーク利用がもたらす衝撃が、
  もうすぐ現実社会に現れる。
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4.水族館において動物を飼育する理由を伝えること
〜環境教育とは〜/田中広樹
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  http://db.bunkanken.com/journal/journal_data.php3?id=134
  なぜ「水族館」では、たくさんの動物を飼っているのでしょうか? 
  思考の上、著者が行き着いた、
  現段階の「理由」についての考察です。
  
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5.まちを断面から見せる環境教育施設
‐紫江'S水環境館(北九州市)‐/吉岡伸
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  http://db.bunkanken.com/journal/journal_data.php3?id=132
北九州市で一番大きな河川である「紫川(むらさきがわ)」。
その治水を目的に整備された護岸の
内部空間を利用した環境教育施設「紫江'S水環境館」を紹介します。


皆さんの「おススメ」情報がありましたらご紹介ください。
info@bunkanken.comまでお送り下さい。
ご紹介した行事等のお問い合わせは各連絡先まで、直接お願いいたします。