インタープリテーションと博物館
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米国ウィスコンシン州における大学および地域の環境教育プログラム
[ウィスコンシン大学スティーブンズ・ポイント校]

自然資源学部における環境インタープリターと エデュケーターの育成
・・・ウィスコンシン大学スティーブンズ・ポイント校・自然資源学部教授 マイケル・グロス


■インタープリテーションはコア・カリキュラムを構成するもう一つの専攻コースである。インタープリテーションとは、サイトの「目に見える資源」とその裏に隠された「目には見えない意味」にビジターの求めているレクリエーションと感動を結びつけることに焦点をあてている点で、一般教育とは異なっている。学習計画というよりむしろ、インタープリテーションのプログラムや手法は、ビジターの興味と、資源が本来持っている意味との間のコミュニケーションの架け橋である。全国インタープリテーション協会(注4)と合衆国国立公園局(注5)のインタープリティブ開発プログラムでは、インタープリテーションを「観客の興味と資源本来の意味との間の感動的で知的な関係を徐々に創り上げるコミュニケーション・プロセスである」と定義している。

■学生は、最初にインタープリテーションの話し方の訓練を受ける。それには歩き方や話法、パワーポイントを用いたプレゼンテーション技術の習得が含まれる。他の授業ではスライドやビデオなどのインタープリテーション・メディアや印刷物作成の技術を教えている。学生は印刷物や展示、屋外の説明パネルをどのようにデザインし、創造するかを学んでいる。


PHOTO no.5 パワーポイント――
パワーポイントでのプレゼンテーションを練習する学生。
■シュメックリイ保護区のビジターセンターにおけるインタープリテーションの実習がこの講座の頂点である。この半期のコースの間に、学生はスティーブンズ・ポイントの地域社会のために、公共向けプログラムや特別なイベントを取り仕切る。

PHOTO no.6 星(Stars)――
シュメックリイ保護区特別イベントの一つ、「夜をライトアップする」と名付けられた夜間のプログラム。これらの実習生は「月」や「星」の衣装を身にまとい、地域の人々を保護区の小道に沿って案内する。そこで、人々は「夜の生物」と対面する。

PHOTO no.7 コンピュータ――
印刷の技術や出版物、展示、屋外の説明パネルの創作を学ぶ学生。

PHOTO no.8 ポスター――
作成した説明パネルを点検する学生。

■夏期には、学生は全米の公園や保護区で季節インタープリターとして働く。この現実社会を経験することは、学生が専門家としての技術を磨く機会となっている。

PHOTO no.9 チュガ国立フォレスト
アラスカのチュガ国立フォレストでは、ポルタグ氷河にあるベギー・ボッグス・ビジターセンターで多くの学生が季節インタープリターとして働いている。このサイトには世界中から毎年、夏に 万人以上のビジターが訪れる。

PHOTO no. 10 ツアーボートでのインタープリテーション――
季節インタープリターの任務の一つに、プリンス・ウイリアム・サウンドのツアーボートでの船上インタープリターとして働くことがある。

PHOTO no.11  船上インタープリター
船上インタープリターであるキイル・ニードフェルドは、人々がツアーボートに乗り込む時から、彼らと出会う準備をしている。

■学生は環境教育とインタープリテーションで理学学士あるいは理学修士の学位をとることができる。高度な育成カリキュラムを伴った基礎科学と環境教育・インタープリテーションの両方を学ぶことによって、学生たちは専門職となるための十分な準備をすることができる。

PHOTO no.5 パワーポイント 

PHOTO no.6 星(Stars)

PHOTO no.7 コンピュータ

PHOTO no.8 ポスター

PHOTO no.9 チュガ国立フォレスト

PHOTO no.10 ツアーボートでのインタープリテーション

PHOTO no.11 船上インタープリター

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