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○未就学児向け教材開発

 核家族化、両親の共働き、、一人親家庭の増加が、そして急激な都市化によって子供たちの成長する環境を過去と大きく変化させています。この時に環境教育による自然との触れ合いプログラムに出会うことは、この時期の子ども達の物の考え方や価値観の形成に大きく寄与することができます。
 この時期の子供たちは天真爛漫で好奇心旺盛です。この発達段階を理解するのに忘れてはいけないのは、サンタクロースの存在をまだ信じている年頃だということです。8頭立てのトナカイが引くソリに乗って空を駆け、世界中を駆け巡り、煙突からクリスマスプレゼントを滑り落としていく陽気なおじいさん。7才ごろになると、突然こうしたことの不合理性に気がつくようになります。年上の兄、姉には、この年齢の弟や妹はいいカモになります。
 友達と一緒に遊ぶことが嫌いなわけではありませんが、一人遊びをすることが多く、極めて自己中心的です。7歳ごろまでの子供は、世の中のものすべてが生きていると思っています。太陽も自分たちと同じように寝るし、人形も本当に生きています。
 この子たちには遊びや空想的なもの、そして感覚をはたらかせるものを工夫します。グループで学習する場合は、グループをあまり大きくしないで、一人一人に注意が向けられるように小さくする必要があります。それでも、人形を使ったり、ファンタジーと関連付けると興味を持続することができます。

○小学生用教材開発

 子供の中でも、小学生、特に高学年が、活動の世界を広げ、ネイチャー・センター、動物園、博物館などを訪れる機会が最も多くなり、自然と触れあ う経験も豊かになります。学校行事のほかに各種青少年組織に参加する率が最も高いのもこの年代です。
 小学生になると、簡単な論理的な関係が理解できるようになりますが、その理解力は自分で直接経験した範囲に限られています。従って「具体的操作期」と呼ばれます。
 この段階の初期では、物を種類別に分類したり、一定の順序に並べたりする能力が発達します。概念的には、複雑な世界から秩序を作り出すことができるようになり、時間の関係の理解が深まります。夢に満ちた過去の爬虫類・恐竜に夢中になるのもこの時期です。動物、岩、植物、人間などを種類に分けては、同種間あるいは異種問の共通点や相違点を理解しようとすることができます。
 同じ段階の後半になると、より複雑な概念が理解できるようになります。人間もシカも、お互いに作用し合う、複雑な共同体の一部として理解することができます。しかし、複維な問題にはいろいろな視点があることを理解するのはまだ難しく、例えば、石油探査をめぐる経済、自然環境、社会的側面からの議論を理解することは、彼らの手には負えません。この段階では、さまざまな要素が複雑にからみ合うよう な問題に対処することはできません。
 それでも、彼らは自分の行動を反省したり、善悪の区別をすることはできます。「地球を守る」ための、例えばリサイクルといった単純な行動は、すばやく理解されます。エネルギー危機がどんなに複雑な問題かを把握していなくても、先生が「ェネルギーの節約は地球を守るために大事です」と言えば、親に、電気を小まめに消すようにしつこく言い、皆と同じことをしているという安心感が、子供たちには大事なのです。
 この年代の子供たちには具体的経験に誘うか、または想起させることが大切です。

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