学校へ通学する障害者に向けたプログラムにはどんなものがあるのだろうか。埼玉県立歴史資料館(埼玉県比企郡)では県内の盲学校の生徒に対して、石臼で大豆をひいたり、分解した石臼にふれるプログラムを提供している。ちひろ美術館(東京都練馬区)では区内の特殊学級に通う生徒に対して授業の一環として展示鑑賞をおこなったり、広島市安佐動物公園ではビデオやスライドを使い、動物公園の概要や仕事、動物について解説した後、小動物に触れてもらう「動物レクチャー」というプログラムを多くの養護学校の生徒に提供している。
またこれは障害者向けの活動ではないが、伊勢原市立子ども科学館(神奈川県伊勢原市)では、市内にある東海大学病院の院内学級に対して「移動教室」と称してサイエンスショーと磁石を使った工作を実施している。学校以外にも今後、病院や老人ホームなど埋もれた需要を博物館が掘り起こすヒントになりそうである。。
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| 授業以外にも放課後等におこなわれるクラブ活動への支援を実施している博物館もある。飯田市美術博物館(長野県飯田市)では、市内中学校の美術部に「収穫」をテーマにした作品制作を依頼し、完成後美術館のロビーに展示した。また、さいたま文学館(埼玉県桶川市)では、高校文芸部員・図書委員等を対象とした文学講座と交流会「高校生文学講座」を開催したり、大野城市歴史資料展示室(福岡県大野城市)では、歴史クラブの活動のひとつとして発掘された須恵器の土器洗いを体験してもらったりしている。 |