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■利用しやすい開館時間と入場料の設定
 シドニー水族館は、朝9:00から夜22:00まで年中無休で開館している。
1日あたりの営業時間は13時間、365日営業なので、年間の総営業時間数は4,745時間にも及ぶ。
 [表1]には、同規模の水族館と開館時間を比較する資料を掲示しているが、シドニー水族館が突出していることがわかる。日中は観光客や家族連れ、学校団体の利用が多いが、夜間は水族館近隣のエリアに、沢山のバーやカフェなど流行している飲食店が存在するため、食事を楽しんだ、もしくはこれからといったシドニー在住者やカップルが水族館へ足を運ぶことも多い。
 交通の利便性と同じくらい、集客に重要な要素して考えられるのは、入館料の設定である。再び[表1]では入館料の比較も試みているが、これについてもシドニー水族館が安い料金を設定していることが読み取れる。オーストラリアに在住している知人に入館料の印象を質問したところ、「安く感じる」との回答があった。国内の物価から勘案しても割安感を与えているようである。  
 正規料金以外、家族向けや各種団体に対応した割引も用意されており、利用しやすい料金設定は、集客に一役買っている。
 シドニー水族館によると、施設全体の見学時間は最低2時間要すると各種媒体にアナウンスしている。しかし、じっくり見た場合とても2時間では回りきれない。また、生息環境を再現した展示を行っているため、お目当ての動物がいつでも見られるとは限らない。そのため極端な話、水族館の近くに宿をとり、朝一番で入館し、他の施設が開くまで見学してから、再入場できるスタンプを押してもらい、夜22:00のまで食事や買い物の合間に、何回でも入場する楽しみ方も可能である。



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