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■外国からの集客を意識したユニバーサルな運営
 1,201,000人の入場者の内、半数以上にあたる667,000人が海外から訪れている。[グラフ2] 日本人観光客が減少傾向にある中で、ヨーロッパ、アメリカ合衆国からのビジターの伸びが堅調だと言う。とりわけ韓国、台湾、マレーシア、タイ、インドといったアジア諸国からの観光客が確実に増えている。
 シドニー水族館のプロモーション活動はマーケティング部門が行っている。観光客に対してシドニー到着するまであらゆる手段を用いて、シドニー水族館の情報を伝えるのが、マーケティングプランにおける鍵である。航空会社の宣伝誌、ホテルやバックパッカーのホステル内情報などを中心に行われるが、日本国内で発行されているガイドブックにも広告掲載するなど、日本での情報の露出度は高い。[写真3]
 また、調査や取材で来訪した日本人に対して配布されるインフォメーション用のCD-ROM[写真4]では、日本語による施設概要などのデータも提供されている。
 館内では、一部日本語表記の解説パネルが用意されているものの、基本的には英語による情報提供が主流である。
しかし有料(7.5ドル)であるが、音声によるガイドシステム[写真5と6]が導入されている。携帯電話を長くしたようなフォルムのガイドシステムは、英語の他、中国語・フランス語・ドイツ語・日本語・韓国語・スペイン語に対応している。音声を出す仕組みは、展示に対応する番号を入力すると解説が聞こえてくる万国共通ものである。
 また館内では各国語によるガイドブック[写真7]も販売されており、有料ではあるが英語がわからなくても、理解を助けるツールがいくつか用意されている。  展示以外、海外からの観光客に対する重要な対応としては、ギフトショップがあげられる。ここでは沢山の種類の水族館ロゴが入った商品や質の高いオーストラリア産の土産品購入ができる場として人気が高い。ちなみに2000年度はコーヒーショップと合わせて、6,540,000
AUドル(=4.05億円)を売上げた。[写真8]





[写真3]日本で発売されているガイドブックに
     掲載されているシドニー水族館の広告




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